2025-09-24
VSCodeの最近の動向(2025年9月17日以降)
VSCodeはMicrosoftの軽量エディタとして、拡張機能の強化とAI統合が進んでいます。主なトピックは、GitHub Copilotの進化とMCP(Model Context Protocol)のサポート強化。X上では、VSCodeの無料ツールとしての人気(例: @denicmarkoの「What’s the best free software you use?」で複数回答)が目立ち、@azu_reや@mizchiの投稿で拡張機能やF#開発の議論が見られます。ニュースでは、2025年8月のv1.104リリースが焦点で、Copilot Chatの自動モデル選択とMCPの一般提供が生産性を向上させています。
- AI機能の進化: Copilot Chatで自動モデル選択が可能になり、GPT-5やClaudeの最適化が追加。MCPサーバー接続が簡単化され、外部ツール統合が強化(例: GitHubリポジトリ検索ツール #githubRepo)。
- 拡張性とセキュリティ: ESM(JavaScriptモジュール)サポートがNode.js拡張ホストで実装。Marketplaceの拡張更新チェックが改善され、悪意ある拡張の警告表示が追加。
- ユーザー体験: ターミナルで選択コピー+ハイライト、sticky scrollの修正。MarkdownプレビューでMermaid図表レンダリングがビルトイン化。
- Xの声: @mizchiがC#のエンタープライズ構成の息苦しさを指摘し、Ionide拡張でF#開発を推奨。@azu_reがPRタイトル編集ツールの要望を投稿。
全体として、VSCodeはAI駆動の軽快なエディタとして、CursorやKiroの競合に負けない柔軟性を保っています。
Cursorの最近の動向(2025年9月17日以降)
CursorはAI特化エディタとして急速に進化中。v1.6リリースでカスタムコマンドとメモリ機能のGAが話題。Xでは@mckaywrigleyや@leerobの投稿でGPT-5-Codex統合が注目され、@yuzu_curiosityのセミナーで日本ユーザー増加が確認。ニュースでは、MCPの脆弱性修正(CVE-2025-52882)がセキュリティ面で評価されています。
- 新機能とリリース: v1.6で再利用プロンプト(.cursor/commands/)とAgentタブ別モデル割り当て。Memories機能がGAし、背景生成のユーザー承認を追加。
- AIモデル統合: GPT-5-Codexが利用可能(API課金)。Claude 4 Sonnetとの比較で、複雑タスクの持続性が向上。
- セキュリティ修正: WebSocket認証バイパス(CVE-2025-52882)を修正。Workspace Trust有効化でAI機能をオフにし、リスク低減。
- Xの声: @miyattiのハッカソン報告でTODOアプリ構築例。@levelsioがローカルLLM統合を議論。@kinopee_aiがGPT-5-Codexの推論レベルを分析。
Cursorは「Vibe Coding」の次世代として、Figma連携やバグ修正の自動化で開発者の創造性を引き出していますが、トークン消費の透明性が課題。
Kiroの最近の動向(2025年9月17日以降)
KiroはAWSのスペック駆動型AI IDEで、待機リスト解消と新エージェント「Auto」のリリースがニュース。@kirodotdevの公式投稿でアクセスコード配布が活発。Xでは@DigitalColmerのセキュリティテスト活用例が共有され、日本語訳の新料金プランが@katzuenoから報告。ニュースでは、9/16の料金変更が注目(無料50クレジット、超過$0.04/クレジット)。
- アクセスと料金更新: 待機リスト処理完了(9/16前加入者にコード配布)。新プラン: 無料50クレジット、Pro $19/月(1,000クレジット)。9月使用無料。
- 新機能: Autoエージェントでパフォーマンス最適化。Claude 4 Sonnetモード(1.3倍消費)。V8エンジンセキュリティ修正(CVE-2025-10585)。
- 開発者体験: エディタをCodeOSS 1.103.2にアップグレード。Agent Hooksでコード変更時の自動セキュリティテスト。
- Xの声: @shin_fukatsuのJAWS-UGイベント参加。@pahudnetのAgentCore CDKドラフト作成例。@skylargraikaのNova Act拡張でAIエージェント開発簡素化。
Kiroは「Spec-Driven Development」で大規模プロジェクト向き。AWS統合が強く、企業向けに適していますが、Claude依存がボトルネック。
Visual Studioの最近の動向(2025年9月17日以降)
Visual Studio(VSCodeと区別)はフルIDEとして、2026 Insidersのリリースが最大ニュース。MCPレジストリサポートとCopilot Profiler AgentがAI強化。Xでは@VisualStudioの公式投稿でClaude Opus 4.1統合が話題。@mkristensenのデバッグ機能共有が活発。ニュースでは、17.14更新でXAML Live PreviewとCopilotの出力窓翻訳が追加。
- 2026 Insidersリリース: v18.0でFluent UI刷新、AI深層統合(Copilot Profiler Agentでボトルネック診断)。ARMサポート強化、Hot Reload改善。
- AI進化: Claude Opus 4.1(Preview)で複雑リファクタリング。MCPサーバー接続簡単化、Output Window翻訳でログ解析。
- パフォーマンス: ソリューション起動高速化、if文結果インライン表示。v17.14でセマンティック検索とXAML Live Preview。
- Xの声: @kristijan_kraljのJSON-to-C#変換トリック。@GergelyOroszのPythonデバッグ議論。@timheuerのAzure MCP拡張Public Preview。
Visual Studioはエンタープライズ向けに強く、.NET 10/C# 14サポートで大規模開発に最適。AIが「判断保留」型で信頼性高め。
| 項目 | VSCode | Cursor | Kiro | Visual Studio |
|---|---|---|---|---|
| 主な強み | 軽量・拡張性 | AI自動化・Vibe Coding | Spec-Driven・AWS統合 | フルIDE・エンタープライズ |
| 最近のハイライト | Copilot自動モデル選択 | GPT-5-Codex統合 | Autoエージェント・料金更新 | 2026 Insiders・MCPサポート |
| セキュリティ | 拡張警告強化 | WebSocket修正 | V8エンジン修正 | Copilotガバナンス |
| ユーザー評価 (X/ニュース) | 無料ツール人気 | 生産性向上・脆弱性修正 | 待機解消・企業向け | パフォーマンス向上 |
| 価格/アクセス | 無料 | Pro $20/月 | 無料50クレジット(Pro $19/月) | 無料Community版 |
これらのツールはAIを活用し開発効率を高めていますが、VSCode/Cursorは個人向き、Kiro/Visual Studioはチーム/大規模向き。用途に合わせて選んでください。