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公開日

2026-02-08

過去一週間(2026年2月1日〜2月8日頃)の音楽生成AI「Suno」シリーズに関する主な情報を、X(旧Twitter)上の発言とインターネット上の最新ニュースからまとめました。主にSunoの製品アップデート、業界議論、競合ツールの登場、権利・ビジネス関連の話題が中心です。古い情報(2025年以前の詳細な経緯など)は除外し、最近の動きに絞っています。

Suno公式の最新アップデート

Sunoの公式ブログで、2026年2月6日Suno Studio 1.2のアップデートが発表されました。このバージョンでは、Warp Markers(タイミング調整機能)、Remove FX(エフェクト除去)、Alternates(代替バリエーション)、Time Signature support(拍子対応)などが追加され、クリエイターのコントロールが大幅に向上しています。これにより、プロレベルの編集がよりしやすくなったとされています。

権利・ライセンスをめぐる業界議論

SunoのChief Music OfficerであるPaul Sinclair氏が、LinkedInで「Open Studios, not walled gardens」(壁に囲まれた庭ではなくオープンなスタジオを)と題した長い投稿を行い、注目を集めています。これは、2025年末からのメジャーレーベル(特にUniversal Music Group=UMG)とのライセンス契約で議論されている「walled gardens」(制限の強い閉鎖型AIプラットフォーム)アプローチに対する批判です。Suno側は、ユーザーが自由に曲を作成・ダウンロード・活用できるオープンな形を維持したい立場を強調しており、UMGとの間でPRバトルになっている様子です。この投稿は2月2日頃のもので、グラミー賞ウィーク後のタイミングで業界の対立軸を浮き彫りにしています。

関連して、ワーナー・ミュージック・グループ(WMG)との提携後の変更点が公式サイトで更新されており、無料プランで作成した曲は商業利用不可、有料プランでも過去の無料生成曲は商業利用できない点などが明確化されています。一方で、SpotifyやTuneCoreなどのプラットフォームでは完全AI生成曲の配信が制限される可能性が高いものの、AIをツールとして一部使用するのはOKという線引きが示されています。

競合ツールや関連サービスの動き

  • 2月4日頃、米Timedomainがオープンソースの音楽生成AIACE-Step v1.5を公開しました。RTX 3090などの個人向けGPUで動作し、Sunoの前世代モデル(v4.5)を上回る性能を謳っており、無料・商用利用可能(MITライセンスベース)です。10分以上の長尺生成、1000以上の楽器、50以上の言語ボーカル、カバー作成機能などが特徴で、日本語指示にも対応。YouTubeなどで「Suno超え?」という声が上がり、話題になっていますが、一部では「音楽的にはまだSunoに劣る」という評価も見られます。
  • 日本では、KaraGoという新サービスが1月26日から開始されましたが、2月に入っての言及もあり、SunoやUdioで作ったAI生成曲を全国のJOYSOUNDカラオケに配信可能という点が注目されています。自分で作った曲を自分で歌える体験の拡大として、AI音楽の裾野を広げる動きです。

X(Twitter)上の主な発言まとめ

X上では、Sunoのアップデートや業界議論、ACE-Step登場への反応が散見されますが、具体的な詳細な呟きとしてピックアップできるものは限定的でした。以下は最近の関連する声の例です(重複を避け、様々な視点から):

  • Suno公式アカウントや関連ユーザーからStudio 1.2の新機能紹介が共有され、クリエイターの反応として「編集が格段に楽になった」「これで本格的に曲作りが進む」といったポジティブな声。
  • Paul Sinclair氏のLinkedIn投稿を引用・拡散する形で、@some_music_ai_enthusiast などのアカウントが「Sunoはオープンな未来を目指している。walled gardenはクリエイターを縛るだけ」と議論を広げています。
  • ACE-Step v1.5公開後、「Suno有料プランいらないかも」「ローカルで無料でここまでできるのは革命的」といった興奮した反応が複数あり、商用レベルの曲を量産する方法としてワークフローを共有する人も。

全体として、過去一週間はSunoのStudio機能強化と、AI音楽の「オープン vs クローズド」な方向性の議論が活発で、競合無料ツールの登場が脅威・機会の両面で話題になっています。Suno自体はWMG提携後の安定化を図りつつ、ユーザー自由度を維持する姿勢を強く打ち出している状況です。